幻の『スターフォックス2』を収録した理由は!?ミニ スーパーファミコンが10月に発売!
任天堂が「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に続いて待望の「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を発売することを発表しました!
手のひらサイズだが、コントローラーは実サイズに
「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」はコントローラーも小さく遊びづらいと言われましが、これは本体に納めるためだったようで、今回はコントローラーは実サイズにして、当時のままの操作感で遊ぶことができます。
幻の『スターフォックス2』も含め、21本のソフトが収録されたミニスーパーファミコン
- スーパーマリオワールド
- スーパーマリオカート
- スーパーマリオRPG
- 星のカービィ スーパーデラックス
- スーパーメトロイド
- F-ZERO
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース
- ファイアーエムブレム 紋章の謎
- スーパードンキーコング
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド
- がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
- 超魔界村
- スーパーフォーメーションサッカー
- 魂斗羅スピリッツ
- スターフォックス
- 聖剣伝説2
- パネルでポン
- ロックマンX
- ファイナルファンタジーVI
- スーパーストリートファイターII
- スターフォックス2
中でも注目は『スターフォックス2』。
当時3Dシューティングゲームとして大人気だった「スターフォックス」の続編でありながら、「NINTENDO64」の発売の関係で発売中止となった幻の作品です。
なぜ幻の『スターフォックス2』が収録されたのか
発売中止になった『スターフォックス2』がなぜこのタイミングで復活させたのかは「スーパーFXチップ」にあるようです。
「ミニスーファミに収録するゲームタイトルを選ぶとき、社内で『いい機会だから』と声が上がった」――任天堂広報担当者はそう話す。同社内には「当時を知る現役の開発者」がおり、完成度も高かったことから「どこかのタイミングで復活させたい」との意見があったという。「これを機に幻のソフトを収録すれば、(ユーザーにも)喜ばれると思った」(広報担当者)
さらに決め手になったのが、スターフォックス 2のカセットに内蔵予定だったプロセッサ「スーパーFXチップ」。ポリゴンや3Dグラフィックを描写するために、前作「スターフォックス」に内蔵した「FXチップ」と比べると、メモリを2倍に増設したものだ。
だが、このプロセッサが“復活の妨げ”になっていたという。任天堂は、過去作品をゲームソフト配信サービス「バーチャルコンソール」でWii Uなどに配信しているが、スーパーFXチップを内蔵したゲームソフトは「(技術的な問題で)デジタル配信が難しい」からだ。
そのため、バーチャルコンソールではなく、ハードウェアに組み込んで復活させるしか手段はなかったという。今回発売するミニスーファミには、同様にスーパーFXチップを内蔵していた「ヨッシーアイランド」も収録が決まっている。
なるほど、ソフトウェア的に難しいので、ハードに組み込むんだことで実現できたんですね。
海外版では日本版にはないマザー2が!
前回同様海外版のスーパーファミコンであるSuper NESも出ますが、日本版とは収録そふとに差異がありますが、なんと日本版にはないマザー2が!
- Super Mario Kart
- Super Mario RPG: Legend of the Seven Stars
- Super Mario World
- Contra III: The Alien Wars
- Donkey Kong Country
- EarthBound
- Final Fantasy III
- F-ZERO
- Kirby Super Star
- Kirby's Dream Course
- The Legend of Zelda
- Mega Man X
- Secret of Mana
- Star Fox
- Star Fox 2
- Street Fighter II Turbo
- Super Castlevania IV
- Super Ghouls 'n Ghosts
- Super Metroid
- Super Punch-Out!!
- Yoshi's Island
日本版にないのは以下の5タイトル
- マザー2
- 悪魔城ドラキュラ
- カービィボウル
- スーパーパンチアウト!!
- ストリートファイターIIターボ
やっぱりマザー2は日本版にも収録してもらいたかったですね。
「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の発売日は10月5日、価格は7980円(税別)となっています。
今回もかなりの争奪戦になりそうです。